白内障に併発する各種眼疾患

白内障に併発する各種眼疾患

落屑症候群

落屑症候群
眼内に白いふけ様の落屑物質が沈着する体質の方は、水晶体を支えるチン氏帯が弱いため手術時間が通常より長くかかります。まれに、初回の手術で眼内レンズを挿入できないことがあります。この場合は後日、二回目の手術で眼内レンズ挿入を行います。

落屑症候群

落屑症候群:強拡大

網膜硝子体界面症候群

網膜硝子体界面症候群
ピントの合う網膜面上に増殖膜が張り網膜を牽引するようになると歪視やかすみなどの自覚症状が出現します。白内障手術を受けられる患者さんの15%程度に、この病気が併発していると言われています。病状が進行する場合は硝子体手術が適応になります。

網膜色素変性症

網膜色素変性症
夜盲症と求心性視野狭窄が進行する先天性眼疾患です。白内障手術によって明るく見えるようになっても視野狭窄は回復しません。

結膜下出血

結膜下出血
結膜弛緩症やドライアイの人によくおこってきます。視力に対する影響はなく、自然に軽快してきます。結膜下出血があっても手術にさしさわりはありません。また、手術後に出血があっても経過に問題はないのでご安心ください。

翼状片

翼状片
異常な結膜組織が角膜内に侵入してくる眼病です。角膜乱視が強い症例では、白内障手術に先立って翼状片の手術を行います。

結膜弛緩症

結膜弛緩症
加齢により、結膜支持組織が弛緩し、結膜がひだ状にたるんできます。異物感や流涙、ドライアイ症状などが強い場合は治療の対象になります。
白内障手術によってこの状態が回復するわけではありません。