白内障手術を考え始めたら

現在1,171例以上の高機能レンズ(多焦点レンズ)を用いた手術実績があります。

(2020年05月31日現在)

当院は2008年より多焦点眼内レンズを用いた白内障手術を行っています。
2014年には先進医療施設として認定を受け、それ以降、各種の多焦点眼内レンズを選択される方が増えています。

生活を楽しめる視機能を取り戻すため

白内障手術を受けるまでに知っておくこと

手術に際して用いる眼内レンズにはいろいろなタイプや度数があり、患者さんの希望に合わせて選択することが出来るようになってきました。
高機能レンズを選択すれば、手術後は日常生活のほとんどのシーンでメガネをかける事がなくなります。

白内障は、生活に不自由さが出てきてから手術を受けるというイメージがありますが、仕事や日常生活の質(QOL:クオリティ オブ ライフ)の向上を目的に、早期に手術を受ける方が増えてきています。
術後にしたいこと、見たい距離に合わせた眼内レンズを選択することで、あきらめていた快適な生活を取り戻すことができるようになります。

1.白内障とは

白内障とは、目の中でレンズの役割を果たしている水晶体が白く濁ってしまう病気で、ほぼすべての人がかかる「老化現象」です

一度濁った水晶体は元にはもどらないとされており、白内障改善に有効な点眼薬はありません。原因の多くは「加齢」で適切な治療でほぼ完治します

白内障発症年齢

2.白内障の治療

白内障手術は日本全国で年間140万件、全世界では2,400万件以上行われています。

手術では、黒目と白目の境目を2㎜ほど切開し、超音波で水晶体の濁りを細かく砕いて吸い出します。
水晶体の代わりに、人工の眼内レンズを水晶体があった場所に入れて見えるようにします。

手術は5~8分で終了し、眼内レンズは眼内で50~60年の安全性、耐久性があるとされています。眼外に装着するコンタクトレンズと違い、眼内レンズは生涯とり替える必要がありません。

現在の白内障手術は合併症のリスクが極めて低くなっており、生活に不便を感じるようになったら、手術をためらう必要はない時代になってきています。

目薬の麻酔だけで短時間で終了する手術です。翌日から普通どおりの生活が可能です。

手術を受けたタイミングは?

  • ちょうど良かった
  • もっと早くすれば良かった
  • もう少し先でも良かった
  • その他

※この結果は当院で行った術後アンケート調査による統計です。

手術を受けた年代は?

(調査期間:2018年1月から12月)

3.眼内レンズのタイプ・度数選択について

眼の中に収まる小さなレンズで生活が一変します。手術に用いる「眼内レンズ」は急速に進歩しています。
自分の生活に適したレンズを選ぶことにより日常生活の利便性が飛躍的に向上していきます。

保険診療で使用できるレンズ、選定療養で使用できるレンズ、自由診療で使用できるレンズ、と機能によって様々なタイプから選択できます。
詳しくはスタッフにお尋ねください。

● 各種眼内レンズの明視域

4.すべて保険内での治療を希望する

単焦点眼内レンズ

保険診療で認められている単焦点眼内レンズは、遠くか近くのどちらか一方にピントが合うように作られており、もう一方はメガネが必要です。

遠方はメガネ、近方はメガネをはずして
近方はメガネ、遠くはメガネをはずして

費用について

一般 70歳以上
3割負担 1割負担 2割負担 3割負担
片眼 41,000円 14,000円
(住民税非課税者 8,000円)
18,000円 41,000円
両眼 82,000円 28,000円 36,000円 82,000円
両眼(同月内) 82,000円 18,000円
(住民税非課税者 8,000円)
18,000円 81,000円

※上記の金額はおおよその目安になります。(H.30.8.1.より)

5.高機能レンズを用いた治療(自費・選定療養)も検討したい

老視矯正眼内レンズ

両眼にこのレンズを選択することで『運転』、『パソコン』、『読書』など日常生活のほとんどのシーンでメガネが必要なくなります。手術後の見え方のイメージとしては40代半ばに若返ったような見え方です。

標識もナビもメガネなしで
テレビやパソコンも裸眼で

費用について

お選びになる眼内レンズの種類によって、ご負担額はことなります。
詳しくは手術費用についてのページをご覧ください。