網膜レーザー治療
網膜レーザー治療が有効な疾患
・網膜剥離裂孔 ・糖尿病網膜症 ・網膜静脈閉塞症 ・中心性網膜症
眼底出血や網膜浮腫を軽減させたり、新生血管緑内障の発症を抑える目的でレーザー治療を行います。
また、網膜剥離に移行する前の網膜裂孔に対しても、レーザー網膜光凝固術が有効です。
点眼麻酔下に外来で行う 約5分~15分程度の治療です。
■網膜剥離裂孔
■レーザー治療後
■糖尿病網膜症
■レーザー治療後
■網膜静脈分枝閉塞症
■レーザー治療後
OCTアンギオグラフィー所見
新しく開発されたOCTアンギオグラフィーで、造影剤を用いずに広範囲に網膜血管の血流状態を調べることができます。
糖尿病網膜症、網膜静脈分枝閉塞症、網膜中心動脈閉塞症など血流障害を起こす疾患の診断に有用です。
正常眼底
毛細血管床の閉塞症例(糖尿病網膜症)
網膜レーザー手術費用について
一般 | 70歳以上 | |||
---|---|---|---|---|
3割負担 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
片眼 | 33,000~51,000円 | 17,000円 (住民税非課税者 8,000円) |
18,000円 (住民税非課税者 8,000円) |
33,000~51,000円 |
両眼 | 66,000~102,000円 | 34,000円 | 36,000円 | 66,000~102,000円 |
両眼(同月内) | 66,000~102,000円 | 18,000円 (住民税非課税者 8,000円) |
18,000円 (住民税非課税者 8,000円) |
66,000~102,000円 |
※上記の金額はおおよその目安になります。(2022.5.20更新)
高額療養費制度があり、月内のお支払い額には上限があります。
また、各種制度の適用によって窓口でのお支払い額は変わります。
生命保険及び医療保険にご加入の方
生命保険または医療保険など各種任意保険にご加入の方は、網膜レーザー手術によって給付金が支払われることがあります。
実際の給付内容はご加入保険内容によって様々ですので、各保険会社にお問い合わせください。
※当院は外来手術です。日帰り入院手術は該当しません。
お問い合わせいただく時の手術病名
もうまくひかりぎょうこじゅつ
網膜光凝固術
K276-1(通常のもの)
K276-2(その他特殊なのもの)