マイボーム腺機能不全

ドライアイと白内障手術

ドライアイと白内障手術

ドライアイの眼は、涙の量や質が不安定になり目の表面のスムーズさが損なわれて網膜に映る像がぼやけてしまいます。視力は悪くないのに日常生活では見づらさを感じたり、ぼやけた像を鮮明にしようと力が入ってしまい眼精疲労を起こし、視機能の変動や低下を招く場合もあります。ドライアイは慢性疾患で、症状は日々変動するため継続的なケアが必要です。ドライアイ年齢は白内障年齢と重なるため、白内障手術を受ける場合には、ドライアイ症状に注意を払う必要があります。
特に、多焦点眼内レンズを検討されている場合には、術後の上質な見え方を実現するために、涙の質は最も重要な条件のひとつです。
術前には自覚症状がなくても、白内障手術後に症状が出現することもあり、手術前にドライアイの予防・治療をしておくことが重要です。

ドライアイのタイプ

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ドライアイの症状はさまざまですが、原因は大きく3つに分けられます。

ドライアイのタイプ
ドライアイのタイプ
ドライアイのタイプ

脂が足りない涙

86%

涙は99%の水(液層)と1%の脂からなっています。
最近の研究で、「脂が足りないタイプのドライアイ」が、ドライアイ全体の86%以上であるということが分かりました。
マイボーム腺機能不全は、「脂が足りないタイプのドライアイ」を引き起こします。
ドライアイ治療は、涙の治療だけではなく、まぶた(マイボーム腺機能不全)の治療も同時に行って行くことが必要です。

脂が足りない涙
脂が足りない涙
脂が足りない涙

マイボーム腺機能不全とは

涙に必要なマイボーム腺

まぶたの裏側にはマイボーム腺という器官があり、 涙の油分を分泌しています。
このマイボーム腺の出口(まつげの生え際にある開口部)が細菌感染などによってつまると、涙の中の油分バランスがくずれて、目が乾きやすい、ゴロゴロする、涙目、目が疲れるといった症状や、炎症が起きたりします。これをマイボーム腺機能不全( M G D )といいます。

マイボーム腺評価グレード

マイボーム腺機能不全とは
マイボーム腺機能不全とは

参照資料:LIME研究会

ドライアイの原因にあった治療

ステージ4

ドライアイの原因に合った治療を行う事が症状改善への近道です。
ドライアイはセルフケアや点眼治療だけでは改善しない場合が多く、まぶた(マイボーム腺機能不全)の治療も同時に行う事が効果的です。

ドライアイ治療